<千歳高校定時制で講演 ② 生徒に話した戦争体験>

2018年10月06日

千歳高校定時制で講演の日、千歳駅の改札口に小馬谷生美さんが出迎えてくださいました。

当初、演奏付講演会場は学校内だったようですが、先生方は比較的音響のよい北ガス中ホール (旧千歳市民会館) を会場にしてくださいました。

演奏付講演は19:15~20:30の75分間。 会場に着くと、チェロが固定できるかどうかステージの床を確かめ、少しでも音響がよいと思われる位置を探すのにさほど時間はかかりませんでした。


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" 会場入りする前に学校で生徒たちと一緒に給食を召し上がりませんか。 おかずはメンチカツです。" 小馬谷さんがお誘いくださっていましたが、都合で辞退させていただいていました。

開演です。

"メンチカツは美味しかったかい? 先生が誘ってくれたんだけど、都合がつかなくて残念だったよ。 機会があったら今度一緒にね。" 冒頭、小生は緊張気味の生徒にこう言うと、ニッコリ頷く生徒もいました。

前日、ニューヨークで国連総会が開かれていました。

小生は、20世紀のチェロの巨匠、パブロ・カザルスが、国連本部で世界のお歴々を前に核廃絶、世界平和の実現を訴え、 " 私の祖国、カタルーニャ地方の小鳥たちはピースピースと鳴くのですよ " と語って 「鳥の歌」 を弾いたことを生徒たちに伝え、小生は同じ曲を弾きました。

戦争体験も話しました。

太平洋戦争末期、小生は小学生でしたが、夜になってアメリカ軍の爆撃機が攻撃してくると、 「空襲警報発令」 のサイレンが鳴り、各家庭は電気を消して蠟燭の灯りに変え、家族は恐怖のためにヒソヒソ話になってしまいました。

いくら大声で話をしたって、空を飛ぶ爆撃機の米軍兵士に聞こえるはずはないのに、そうなってしまうのです。

雨のように落下してくる火災を目的にした焼夷弾で家は焼け、火の海の中を逃げ回り、逃げ場がなくなると田んぼに飛び込み、冷たい水につかりながら爆撃機が飛び去るまで震えていたこともありました。

衣服に火がつき、火だるまになって絶叫しながら田んぼに飛び込んでいく人も目の前で見ました。 まさに地獄です。 

食べ物が欠乏し、お腹をすかしていることが多かったので蛇、カエル、イナゴを食べたり、農家の畑からサツマイモをほじくり出して土がついたまま生で食べたり。

スイカ畑に侵入し、丸々と実ったスイカを拳骨で割って食べていると、農家のおじさんに見つかり、スイカを放り投げて一目散に逃げたり。

" 戦争は絶対にしてはいけないんだよ。  戦争は人と人との殺し合いなんだ。 勝者も敗者もない。  残るのは廃墟だけ。 人は誰もが持っている優しさを失い、鬼のようになってしまうんだ。 " 

つづく。

✩ 昨日の午後 (10月5日) 室蘭市民会館で、 「北海道私立幼稚園PTA連合会研修大会」 が開催され、演奏付講演を行いました。

終演後のロビー 

DSCN3642.JPGチャリティではありませんでしたが、主催者のご厚情で 「まめちゃんの愛の募金箱」 を持って行き、受付に置かせていただきました。

約、400名のご来場のお客さまから¥8,634を 「じいたん子ども基金」 にお預かりしました。 

DSCN3641.JPG皆さまのご厚情に心より感謝申し上げます。 ありがとうございました。

東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660

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