<チェロと箏のデュオは幻 に>

2018年08月10日

8月5日、「NPO法人 福島の子どもたちを守る会 北海道」 の主催で、福島から来道中の親子と、一般向けのコンサートが行われた翌日、毎年夏に行われいる空知郡南幌町の保養キャンプを訪問してチェロを弾く予定でした。 

DSCN0138.JPG「福島の子どもたちを南幌に招待する会 会長」 の大西直子さんは、箏を弾きながら歌を歌う異色の音楽家。 彼女は歌が大好きで、子どもの時から歌を歌ってばかりいたそうです。

「招待する会」 のスタッフの一人、佐藤正一さんの提案で、チェロと箏のデュオを福島の子どもたちに聴かせてあげたらどうだろう、と。

小生は大賛成し、 大西さんと 「日本古謡 さくらさくら」 を弾くことにしました。 彼女は、小生と鳥居はゆきさんのCD 「祈り」 に収録されている 「さくらさくら」 を聴いて楽譜を作り、当日のリハーサルだけで子どもたちに聴いて貰う手はずは整い、その日を楽しみにしていました。 

DSCN2577.JPG今夏の南幌保養キャンプの日程は8月1日から8日まで。 小生は箏と共演する5日の朝、7:00にはチェロの練習を始めていて携帯電話が鳴ったのに気づきませんでした。 2度目に鳴ったのは7:30。

佐藤正一さんからでした。

「先生! 子どもたちは今日のフェリーで福島へ帰ることになりました。」 

" えっ! "

「台風13号が発生して、まだ南の方にあるようですが、フェリー会社は大事をとって明日の運航を欠航することに決めたんです。」

" ・・・・ "

「帰る日は8日の予定でしたが、フェリー会社の話では被害が出たり、台風の進路によっては欠航が数日続くこともあり得ると。」

この日、子どもたちを福島へ帰したのは賢明な判断だったと思います。

チェロと箏の さくらさくらは台風に吹き飛ばされて幻となりました。 しかし、キャンプは来年もあるのでしょう。 仕切り直しで来年も再来年もやればよいです。

東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660

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