旭川新人オーディション 4 <ベートーベンは難しい>

2018年07月28日

審査が始まって5番目に演奏した西岡舞香さん。 彼女は素晴らしい演奏を聴かせてくれましたが、審査中は感動に浸っている暇はありません。 西岡さんのあと6番目に登場したのは松下日花里さん、15歳。

松下さんは、ベートーベンの 「ピアノソナタ第21番 ワルトシュタイン 第1楽章」 と、リストの 「パガニーニの主題による大練習曲より、第1番 トレモロ」 を弾きました。

実は、プロフィールが載っている出場者一覧表を頂いたのは審査終了後でしたから、松下さんが15歳の高校生であることを、彼女の演奏を聴いている時は知りませんでした。

それを知った時の驚き。 高校生が演奏するベートーベンの音楽とはとても思えない立派な演奏でした。

ベートーベンの音楽は本当に難しいです。 16曲の弦楽四重奏曲然りです。 特に後期の5曲は音楽が難解の上、各パート共にテクニックが難しいです。 ベートーベンの音楽の難しさ、小生はそれを嫌というほど味あわされた苦い経験があります。

1977年、小生40歳。 北海道新聞社が主催して下さり、小生は小林道夫さんをパートナーに、 「ベートーベン チェロソナタ全曲連続演奏会」 を札幌市教育文化会館小ホールで行いました。

しかし、見事にはね返されてしまいました。 ベートーベンの音楽に入っていくことができなかったのです。 偉大な楽聖に 「50年早いよ。 出直しておいで」 と言われたようでした。

50年は待てないので10年後の1987年に梅村裕子さんをパートナーに札幌市のルーテルホールで同じ企画で再挑戦しました。 東京の梅村さんのお宅に伺ってリハーサルをしたし、札幌でも合わせました。

しかし、この時も不満が残り、アンサンブル ピアニストとして一流の方々に共演して頂きながら、自分の未熟さを思い知らされました。

つづく。

✩ 7月25日にクニタ ヒロコさんから、¥10,000を、 

同日、イシヤマキャンドルプロジェクトさんから、¥200,000を 「じいたん子ども基金」 にお預かりしました。 

お二方の変わらぬご厚情に心より感謝申し上げます。 ありがとうございました。

東日本大震災復興支援のために 「じいたん子ども基金」を開設しました。

(2012年12月10日)

【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660

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