<赤いバツ印は空間放射線量測定場所の目印>
2018年04月07日81年も人間をやっていて、バスが走る道路に赤いバツ印が書いてあるなんて、見たこともありません。 友人、菅野さんが教えてくださいました。 赤いバツ印のところは空間放射線量を測定する場所の目印です。 印から1mの高さのところに線量計を置き、測定を行うそうです。 線量掲示板は何と 「じいたん子ども基金」 が贈った水仙の花壇の端に図々しく突っ立っています。
ここはバス停の真ん前です。 掲示板をご覧ください。 小生がここを訪れたのは3月21日。 線量測定は前日の午後2時、小生が福島市音楽堂小ホールで130名の聴衆に一所懸命チェロを弾いていた時に行われています。 この数値なら問題ないようです。
赤いバツ印や線量掲示板の脇で、水仙が可哀想。 でも、水仙はたくましくて手入れなしでもどんどん増えていく花。 5~6年したら、小国全体でみごとに咲き誇るのでしょう。
コーヒータイムで菅野さんのお宅に立ち寄りました。 流石、一級建築士が建てた素敵な平屋建ての家。 原発事故前は、裏山に家があったそうです。
原発事故前に菅野さんが住んでいた家は、山の麓にある赤い屋根の家。
山林は除染が出来ないそう。 住めなくなってバス通りに面した所へ移転したのかも知れません。
新菅野邸の窓から見た小国の風景。 のどかで自然が豊かな集落です。 民家はまばらで隣の家まで1kmぐらいはあるでしょうか。
" 小国をもう少しご案内してから、原発の近くまで行ってみましょう。 夕飯までに帰れます。 うまい酒があるので一杯やりましょう。 ゆっくりしていってください。 "
つづく。
● 東日本大震災復興支援のために、 2012年12月10日に、「じいたん子ども基金」を開設しました。
● 北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660 ● 口座名 【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順
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