<罪深いシロモノ>

2017年12月07日

南相馬行の高速バスは、飯館村の 「20億円の道の駅」 で5分停車しただけで発車しました。  

DSCN0892.JPG

「20億円の道の駅」

DSCN0820.JPG福島市の面積をひと回り小さくしただけの広い飯館村。  原発から40km。  原発事故前の人口は約6,000人。  村民全員が避難して空っぽになった村。

国道沿いにあった飯館牛を扱っていた肉屋さんは廃屋になっていました。   牛を連れて千葉県へ移住し、新たな牧場を始めた人。  牛を置き去りにして避難し、餓死させてしまった人。  原発は動物の命を奪い、真面目に働いていた人たちの人生を変えてしまいました。

避難すべきか留まるべきか。  どちらを選択するにしても夫妻の考えが一致すれば家族の分断は起きません。   しかし、子どもの将来、年老いた親の事、それらの問題で考え方が合わないと家族の分断が起き離婚までも。  原発とは何と罪深いシロモノなんだろう。

高速バスの車窓からの眺めは山と田んぼとお墓だけ。  田んぼのあちこちには大量のフレコンバッグが。  その量の多さに驚き、呆れて言葉もありません。  山と積まれた真っ黒な袋のままのもの。  緑色のカバーを被せたもの。  それをロープのようなもので縛りつけてあるものもありました。

(下の写真は、福島市中心部の信夫山中腹に置かれたフレコンバッグです)

DSCN0798.JPGカーブや坂もありバスは揺れるので、田んぼの中のフレコンバッグをうまく撮影できず、このブログで皆さまに見て頂けないのが残念です。   信夫山のフレコンバッグにも驚きましたが、飯館村の田んぼに置かれたフレコンバッグの量は、信夫山のそれとは比較にならないほど多く、この先これをどうするのでしょうか。

つづく。

● 東日本大震災復興支援のために、 2012年12月10日に、「じいたん子ども基金」を開設しました。

● 北洋銀行 札幌西支店 普通 5161660    ● 口座名 【東日本大震災支援 じいたん子ども基金】 代表 土田英順

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