今年も「栗山町ひな祭りコンサート」

2019年03月09日


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雪融けが始まるこの季節、今年も栗山町の"札響ひな祭りコンサート"に行ってみた。

31回目ということは『平成』の始まりから終わりまで続いているということであり実行委員会の人の熱意をあらためて感じる。

ソリストの深山尚久さんは第1回に札響首席コンサートマスターとして今回と同じ曲で協演しているとのこと。

その後、第8回にも登場し、その繋がりだろうか、栗山町で沢山の演奏会を開いている。会場は家族連れも多く、満席だった。

指揮の佐藤俊太郎氏は任期満了により3月一杯で札響を去る。Kitaraの演奏会でもいつも平易で優しい語り口で曲の解説をして下さった。

ご出身が仙台市で東北大震災発災の翌日にイギリスで今回の演奏曲の『田園』を振っていたそうである。

日本と連絡が取れず不安な気持ちの中で4楽章の「雷雨・嵐」と5楽章の「嵐の後」に特別な思いがあったと振り返っておられた。

「今日はあの時の気持ちで演奏します。」とコメントして始まった。

間もなく大震災から8年。インフラ整備は進んでも元の生活環境は戻っていないと聞く。

災害がいつ身辺で起きるか分からない時代になった。被災地で復旧から復興が加速することを願う。

今年の「栗山町ひな祭りコンサート」で『田園』は新たな感慨を呼び起こしてくれる一曲になった。

 

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    2019.3.2  栗山町スポーツセンター

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