統計不正で思うこと。

2019年03月01日

国会集中審議TV中継を見ていた。統計不正問題の二つのことが混同されたまま未解明で2019予算は衆院を通過する。残念なことである。

二つとは『監察委員会報告書(31.2.27)の妥当性と「官邸関与」の有無だと思っている。

切り取られたTV報道を見て、監察委員会が統計事務に"組織的隠蔽"が無かったと言うのだから官邸関与も無かったのではないかと世の中が流れて行くことに不安感を覚える。

監察委員会報告書』で「官邸関与」は調査外だった。分かり切ったことであり、野党は官邸関与疑惑に力を傾注すべきだったのではないか。

野党の官邸関与疑惑追及であと一歩詰め切れず残念だったことがある。

それは2015年9月14日のこと。「官邸秘書官から統計手法の"問題意識"を聞いたのは午後。かねがね自分もそう思っていたので午前中に部下に検討を指示していたので官邸の関与は無かった。」という元・統計部長の苦しい国会答弁を崩せなかった。

役所、役人としてあり得ない対応だ。

何故ならそれまで官邸に統計委員会の状況を都度報告していて、ある日官邸秘書官に呼ばれたら、何の話かは分かるはずだし、普通はその話を聞いてから戻って部下に対応を指示するはずだ。

午前中にどんな指示をどのようにしたのか。その足跡を書類で出させるなり参考人を呼んで深掘りすべきだった。

苦し紛れの答弁はモリカケ事件と同様、政治が行政を毀損してしまった姿を再び浮き上がらせた。政府の責任は極めて重いが果たして世に伝わっているのだろうか。

 

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