統計不正、与党から「終わり。」と押し切られないように。

2019年02月18日

17日19:00のNHKTVが珍しくトップニュースで「新たな事実が。」と厚労省の統計不正を報じた。

何事かと聴いていたら2018年1月からのサンプリング方法の変更に伴うデータ補正のためのコンピュータシステム改修を上司の指示がありながら担当係長が行っていなかったという内容であったように思う。

このことは既に「特別監察委員会報告書」で、厚労省の統計システム改修は一般的には上司が関与せず、企画担当とシステム担当の係長レベルで行われており、連携の悪さから改修が行われていなかったケースが指摘されている。

今回の問題は統計という馴染みの無い事柄であり特別監査報告書も分かりにくい。

東京都の抽出調査のような2017年までの役所の脱法、怠慢に起因する事柄と、2018年以降に関して官邸関与が疑われる事柄を切り分けた国会審議と報道が必要ではないかと感じる。

NHK報道には両者のバランスと分かりやすさという点で違和感があった。

与党は厚労省の問題に引き込もうとするし、野党は官邸関与に特化する。野党が決め手に欠いていたら与党から「これで終わり」と押し切られるのはモリカケ事件が示している。

国会は真相究明し、分かりやすい報道が行われ、政と官の歪みの修整が始まって欲しいと願う。

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