鏡 

2018年11月24日


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かつて従事したことのある道営ホッカイドウ競馬で着順判定の誤りがあって1億円以上の返還金が生じるらしい。一日の売り上げの半分に相当する大きな金額だ。

ファンの信頼を失い、道の財源が減少したということで重大なミスではあるが年度の剰余金で補填出来るとのことで安堵もした。赤字体質を改善した関係者の努力があったことは認めたい。

決勝審判室を覗いたことがある。縦の線が何本も入ったスリット写真を専門の審判委員が食い入るように何度も何度も見る姿があった。

ゴール板には鏡が縦に貼り付けられていてスタンド側と鏡に映った内側の両方の写真を判定に用いる。

北海道新聞に掲載された写真を見る限りではスタンド側と内側とで1着の馬のゼッケン番号が異なっていたように思う。内側が正しい1着馬のゼッケンだった。

話は変わるがオランダの画家、フェルメール(1632-1675)の全37作品をデジタルマスタリング技術で色調などを再創造した作品が12月8日から札幌エスタ11階で展示される。

久しぶりに『光の王国』(福岡伸一; 2011年)を引っ張り出して読んでいたら『音楽の稽古』の画中・画(フェルメールの絵の特徴のひとつ)に描かれている""のミステリアスな話が出てきた。

フェルメールの絵には謎めいた話がいくつかあり、『合奏』にも鏡の話がある。

前者の絵の鏡はこちらから見えない「あちら側」を映し、後者の絵の鏡は「こちら側」を消している。

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