"全体主義的資本主義"

2018年06月27日

朝刊のTV番組欄に15:00から「党首討論」とあった。記事は見当たらない。一国の首相が野党の質問にまともに答えない形ばかりの不誠実な討論が意味を失ったということか。

政府が知らぬ存ぜぬで押し通す"モリカケ問題"もサッカーワールドカップに埋もれ、与党が最重要法案とする「働き方改革法案」と「統合型リゾート推進法案」は生煮えのまま予定調和的に強行採決に向っている。

それでも内閣支持率は回復し、安倍自民党総裁の3選の流れは揺るぎないという。4割の支持率があれば国会で何でも決めることが出来るという経験したことの無い議会制民主主義の中にいる。

この内閣はいつまでこのような理不尽なことを続けるのだろうか。筑波大の精神科医・斉藤環教授がラジオで海外の哲学者が名付けた『全体主義的資本主義』を紹介し、世界的に広がることに警鐘を鳴らしている。

シンガポール、中国、ロシア・・・。民主主義を脇において強権的な政策運営をしても経済的にそこそこの満足感を生み出せば国民は将来不安があっても現状にしがみつき、権力者は何とかなってしまうという。トランプ大統領もこの政治手法を目指しているのではないかという分析だった。

現政権もこの「全体主義的資本主義」を志向しているとしたら。。。斉藤教授はノイズを含んだ生身の人間の『対話』の重要性を強調している。政治、経済ばかりでなく、広い分野の識者の分析の必要性を感じた。

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