ガバナンス

2018年05月25日

日大アメフト部の危険タックルのことを考えている。今回の件でなぜ部長が出てこないのかなと思っていたら、部長の下にいる常務理事たる監督が部長の人事権を握っていた。

常務理事が監督を辞任しても常務理事でいる限り、アメフト部の差配構造は変わらないことになる。

学長の記者会見があった。大学運動部も教育の一環とすれば理解出来る。しかし、今回の件は常務理事たる監督が深く関わっており、対応の拙さから大学運営の信頼性、ブランディングに関わる問題に発展している。先ず会見を開くべきは理事長ではないか。

微力ながら今携わっている仕事の知識から言えば、国立大は学長が全ての責任者だが、私立大には理事会があって、通常、教育と研究という「教学」の責任者は学長、教学を含めた大学の「運営」全般の最高責任者は理事会の代表である理事長という分担になる。

学長が常務理事の人事のことに触れているが直接的な権限は無い。ここは理事長がガバナンスを効かして常務理事の処遇を含めたこれからの大学運営について理事会で対応方針を決定すべき局面だと思う。巨大組織、総身に血が回らずか。機能不全に落ち入っていないことを願う。

最近では大相撲、女子レスリング・・・依然としてスポーツ組織の風通しの悪さが顕在化しており、一時とはいえ大学運動部に籍を置いた者として、ふと"総本山"のオリンピック委員会が気になった日大アメフト問題だ。

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