政治家の決断

2018年05月03日

4月下旬に米朝首脳会談の事前協議で訪朝したアメリカのCIA当局者や核専門家に対して、金朝鮮労働党委員長は南北首脳会談で米国が求める完全で検証可能、不可逆な方法によって廃棄に至る非核化措置を受け入れる考えを示し、すでにIAEA(国際原子力機関)との調整を始めていることを伝えているという。

事実とすれば米朝首脳会談は世界から核兵器が一掃される契機となる歴史的な政治家の決断の場となる。是非そうあって欲しいと願っている。

レベルの低さにがっくりするが、国会答弁が嘘であることが役所からポロポロと出てくる書類で明らかとなり雪隠詰めとなった柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)が加計学園関係者と首相官邸で会ったことを"認める方向で政府が調整することになった"(NHK)という。

役所が好む言葉の「調整」は落としどころを決めること。柳瀬氏は『これは首相案件。』と述べたとされ、面会したことを認めることで累が及ぶのは安倍首相にほかならない。

それを防ぐ調整のめどがた立ったということ。国益を損っている政治状況の打開に最も政治的決断を求められているリーダーを守る詭弁がまた繰り返えされ、野党の戦意喪失を待つ作戦が続く。

とうに総退陣していなければならない内閣に代わる内閣が無いという洒落にもならない現実が世界が大きく動こうとしている中で際立たって深刻だ。

「永田町が駄目でも霞ヶ関がしっかりしているから日本は大丈夫。」と言われていた時代がある。心ある官僚が立ち上がれるよう配慮し、政治と行政の毀損を修復出来る政治リーダーの出現が待たれる。

 

 

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