歌の原動力

2017年12月06日

今年最後の『辛夷』が送られてきた。平成18年5月に短歌を詠い始めて11年が経った。肌寒い小雨の朝、転勤になった長沼町にある道立中央農業試験場近くのポストの前で、出すか、出すまいか、迷い、緊張し、エイッとばかりに投函した日のことが蘇る。

   -歌づくり不安と期待をひとつにし歌稿を朝のポストに落とす-

4ヶ月後、「そのままに歌って、いい尽くしている。」との作品評が載って、その後の歌づくりの原動力となった。

 この間、送稿先の選者は二人目の高昭宏先生になった。偶然にも元・道立水産試験場の研究者である。何度か欠稿したことがあったが、「次回を楽しみにしています。」とのメールが挫折しかかっている背中を優しく押してくださった。

紙と鉛筆があれば・・・という底の浅い考えで、よりにもよって伝統ある『辛夷社』に紹介者も無しに直接入会したにも拘わらず、諸先生の作品評に励まされ何とか続けることが出来ている。12月号に秋の道北自転車旅を歌った7首を特選で載せていただいた。

 -「エサヌカ」の空の果てまで続く道ただビートルズ聴きペダル踏む-

 -木の命削り出したる斧と鑿古き校舎に砂澤ビッキ- (音威子府村にて)

暮れの高先生のはがきに「生きのよい歌に期待しております。」とあった。来年も元気に自転車旅と歌が楽しめる1年であって欲しいと願っている。Let It Be

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ビッキさん出掛けてます.jpg【註;エサヌカ線】浜頓別から猿払をオホーツク海沿いに直線で結ぶ道の名。

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