古のRugby風景 -精神は失わず-

2017年11月04日

先月、所用で上京した折に、昔のRugby仲間3人で一献傾けた。7年振りだった。場所は東京・神楽坂。江戸っ子のNは田舎者で方向音痴の私のことを気遣って宿に近いところを選んでくれる。かつての花柳界はすっかり若者の街になっているが、ぼんやりと灯りのついた坂道に粋な風情が漂っているようだった。

前回は「山手線のガード下で焼き鳥が食べたい。」とリクエストして付き合ってくれたが、今回はNがお奨めの静かな居酒屋だった。大学Rugby部を1年で退部したSはいつも来てくれる。干しハタハタが旨かった。

3人は「海外旅」、「百名山」、「チャリ旅」とそれぞれマイペースの『旅人』を続けている。酔いが進んでもRugby部時代の話は殆ど無かったが、神戸製鋼の製品検査に関する不祥事が話題になった。早世した平尾らを擁する神戸製鋼はイコールRugbyだったのでアンフェアなイメージがラガーメンとしても残念だった。

大学を卒業した頃、日本チャンピオンが釜石から神戸に移った。奇しくも同じ朱色のジャージーであり、本場イギリス・ウェールズも鉄の街。フェア精神とアマチュアリズムに拘った伝統的なRugbyが日本にも根付いていたので、「まさか、あの神戸製鋼で」という失望感があった。〝何でもあり〟のご時世だからこそ、神戸製鋼には立ち直って欲しい。

今朝、紙面一杯に「2019東京ワールドカップ」の記事が載った。プロ化された世界ボードの運営も、ルールも、ジャージーも、戦法も、大きく様変わりしたが、Rugbyらしい"美談"が生まれることを期待している。

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