50年目の恵庭事件

2017年11月05日

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50年前のこと。住んでいる恵庭で酪農家兄弟が自衛隊の通信線を切断して、自衛隊法違反で起訴された事件の判決があった。

戦闘機や大砲の騒音被害を受け、牛の乳量が落ち、家族の健康が損なわれ、約束が守られなかったことからやむにやまれぬ実力行使だった。(パンフレットより)

自衛隊と自衛隊法が合憲か違憲か、3年半をかけた札幌地裁の判決は通信線は自衛隊法でいう「防衛の用に供する物」に該当しないということで、被告を無罪とし、憲法判断を回避して確定した。高校生の頃、北海道新聞が"肩すかし判決"を予想していて注目されたので記憶している。

その裁判記録の映画会が近所であったので出掛けてみた。会場に見えていた当事者の野崎さん(兄)の「12条にあるとおり、憲法は国民の不断の努力によって保持されなければならない。このことに私達は意識を持っていなくてはならないのです。」の言葉が重い。

映画での裁判長(故人)の娘さんの証言は、三権の独立が危惧されている中で、「やはり司法もか。」であり、衝撃的だ。半世紀を経て、9条の改正が取り沙汰されている。必見の映画と思う。

上映日程等

http://eniwahanketsu50.com/

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