ソーラーランタン

2017年09月05日

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自転車旅の夜は早い。ファミリーキャンプと違って、食事が終わったら、翌日の朝のこともあるので直ぐにテントに入る。その時、灯りが仲間のような感覚になる。

あれこれ試して、これはいいと思うアイテムを見つけた。ソーラー充電の折りたたみランタンだ。耐水性があり75gと軽く、昼間に自転車の荷物に付けておくと12時間点灯してくれる。

灯りがLEDで柔らかく、デザインも和風でツーリングの疲れを癒やしてくれる。防災、夜の階段にも良いと思う。

照らす範囲が広くてテントの読書にも最適だ。知床の旅ではこの灯りでいつも自転車旅に持参する『旅する木』(星野道夫著)の「うまれもった川」を読んでいた。

登場するのは60代の後半になって日本語を学び始め、自転車で北海道から九州へとまるで20代の学生のような旅をしたアラスカに住むビル・フラー。

植物病理学を修め、船乗り、航空機ナビゲーター、サトウキビ農民、織物職人、ダンサーなどの仕事に就き、ただ在るがままの人生を送った。

『誰だって初めはそうなんだと思う。ただ驚くほど早い年齢でその流れを捨て、岸にたどり着こうとしてしまう。』

今、この歳になって自転車旅なぞしている身にビルの言葉が新しい灯りの下でことさら柔らかい。"流れに沿って生きる"。最高だなぁ。そう思いながらランタンを消した。

DSCN2069.JPG      商品名「ソーラーパフ」 (11Cm×11Cm) 3,500円

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