下北自転車旅 -味噌貝焼き-

2017年06月25日

30年以上前に稚内で暮らしていた頃、ホタテの貝殻に魚介と野菜を乗せてバター風味で焼いた料理を出す店があった。その頃、子供はいなくて時たま妻と出掛けた思い出がある。下北自転車旅で同じような料理に出会い、青森県の津軽と下北の郷土料理であることを知った。

津軽地方では「貝焼き味噌」(かやきみそ、かやぎみそ)と言い、下北地方では「味噌貝焼き」(みそかやき)と呼ばれる。

どちらも味噌仕立てで、材料はホタテ、イカなどの魚貝類と長ネギ、キノコなどの季節のもので変わらないそうだが、下北はだし汁(又は水)を少し加える。

仕上げの溶き卵の使い方も津軽は綴じ風、下北はかき混ぜるとのこと。すき焼きの作り方が関西と関東で異なるところに似ていて、食べ物に対する拘り、意地の突っ張り合いのようなのが面白い。

稚内にどのように伝わったのだろうか。出会ったのは流氷の季節だったように記憶している。身体を温める味噌味と卵のトロリとした食感が"北"にマッチする。下北は朝の最低気温が10℃前後の日が続いていた。

IMG_20170613_191124.jpg                    29.6.13  大間の民宿

みそ貝焼き.jpg               29.6.16    薬研温泉郷の民宿

トラックバック

トラックバックURL: http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/8158

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

(公開されません)

(HTMLタグ(b,i,br/,p,strong,em,ul,ol,li,blockquote,pre)が使えます)