南阿蘇鉄道の日本一長い名前の駅

2016年05月04日

結合・湧水池.jpg

昨年の九州自転車旅で4月19日に熊本から高千穂までを通過している。

熊本から走ってきて阿蘇谷や大観望へ向かう道路と阿蘇の伏流水が湧き出る南阿蘇の田園地帯へ向かう道路の分岐点付近に今年の4月16日の熊本地震で大量の土砂に埋まった阿蘇大橋がある。

5月2日付けの東京新聞によると、去年、沿線を走った第三セクターの南阿蘇鉄道(熊本県高森町)も線路や鉄橋に大きな被害を受け廃線の危機に立たされているという。

旧国鉄から引き継ぎ、通学、通院の足になっているが、同社に復旧の資金的な余力は無く、30億~50億円に上る費用の確保の見通しが立っていないという。いつも弱い所に人為的なしわ寄せが来る。

100年に1パーセントの発生確率と言われる今回の地震。去年起きていたとしても不思議ではない。

人生は気がつかないだけで「時」と「所」の天文学的な分岐の連なりであり、生きていることが奇跡と言われる意味を実感する出来事となった。

暑い昼下がり、『南阿蘇水の生まれる里白水高原駅』で休息した想い出がある。日本一長い名前の駅だ。

阿蘇の南にあること、清冽な湧水は地域のキャッチフレーズであること、旧「白水村」の名前も大事にしたいこと、そうしたことを大人と子供が一緒になって込めたという説明が駅舎の中にあった。

外に出ると「自転車旅行ですか。」と近づいて来た若い郵便局員さんに通りかがりの地域の人達が仕事のこと、プライベートなことを語りかけて盛り上がっていた。

ささやかな支援しか出来ないが再び"日本一長い名前の駅"に地域の人達が集って欲しいと願っている。

 

長い駅名.jpg

                         27.4.19 

 

※東京新聞によると南阿蘇鉄道では義援金を受け付けていて、全国の第三セクター鉄道4社が支援の手を差し延べようとの動きも出ているとのことです。(詳しくは同社総務課、電話0967(62)1219 です。) 

 

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