さようなら 『新見温泉』

2016年02月18日

30数年前のニセコ・スキー宿のひとつだった蘭越町『新見温泉』。103年の歴史を閉じることになった。先日、当時の仲間6人で十数年ぶりに訪ねた。

もう誰もスキーに乗ろうとはしない、乗れない(笑)。ひたすら温泉に浸かり、地酒を飲み、想い出に浸った。

皆30才台、道財政も活力があり、夜中まで財政課と丁々発止の議論を戦わして予算獲得に奮闘していた時代だった。

ニセコスキーはいい気分転換、時には地酒を飲み過ぎて滑らないで帰って来たことが懐かしい。

 

新見温泉.jpg

                      (温泉HPより)

 

28.2.14 新見温泉さようなら.jpg

 

"新幹線効果"を見込んだ中国資本からも買収の話しが来たとか。「投資はお断りしています。温泉として使う計画をきちんと持っている日本人ならお譲りしたいと思っていたところ、その可能性が出て来ました。」

主人は最後まで秘湯の湯守人だ。

自転車旅で訪ねて行って地元の人、日本各地の温泉好きの人との交流が自然に起こるのは湯治場の魅力だ。昔の銭湯、隣近所の付き合いにも似ていて、山奥の素朴な湯の風情は貴重な文化だ。

この後、どんな人がどんなコンセプトでニセコの"山奥のお湯"を使うことになるのか、海外の富裕層を当て込んだお決まりの高級温泉にだけはならないよう願っている。

 

新見温泉営業終了お知らせ.jpg

                    -こちらこそ有り難うございました。-

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