大湯環状列石 

2015年09月18日

大湯遺跡図.jpg

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東北から北海道に点在する縄文遺跡群。世界遺産登録の取り組みが行われている。個人的には自然は"ひっそり"と存在していて欲しい。

8月の東北自転車旅で十和田湖から国道103号線を南下して鹿角市へ向かう途中にある『大場環状列石』に寄ってみた。

入り口に二つのストーンサークルの配置図があった。上が「万座遺跡」、下が「野中遺跡」と読めた。測量技術があったことを思われる精密な配置だ。

付近に遺跡の説明板は何も無く、横にそのことの主旨が記載されたパネルが掲げられていた。

大湯遺跡説明板無し.jpg

なるほど。早速、復元された竪穴住居を目指して歩き始めた。他に母子二人だけのジリジリと暑い日だった。古代の生活をあれこれ想像しながら遺跡を歩いた。

大湯遺跡全景.jpg

 

ブナと思われる林に囲まれた平坦な土地は食糧が豊富であっただろう。衣服の繊維も入手しやすかったに違いない。東北の積雪寒冷の地には竪穴が必然であっただろう。先入観に囚われずに見物することは楽しい。

万座遺跡の中心部と野中遺跡の中心部を結ぶ直線が夏至の日の日没方向とピタリ一致し、野中遺跡には石柱の日時計らしきものがあることを最後に「ストーンサークル館」に寄って知った。

信仰、祭祀、政事の中心であっただろうストーンサークル。4000年で人類は精神性において進歩したのか、退行しているのか、ふと考える。

「ストーンサークル館」を出て、再びサドルにまたがり寄った野中遺跡の1m程度の小さな石柱日時計が印象的だった。今も昔も自然の節理を狂わずに刻む。

万座遺跡.jpg

野中堂遺跡.jpg

      -画面の真ん中に石柱・日時計が見えます。-

 

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