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大雪山系・山あいの一軒宿-1 大雪高原温泉高原山荘

2008年07月08日

 夏は、海もいいけど山が好き、という人には大雪山系の温泉旅をお勧めします。
 黒岳(層雲峡温泉)や旭岳(旭岳温泉)なら、ロープウエーを利用すると、手軽に高山に足を運べます。十勝岳(白金温泉、吹上温泉)なら、雄大な風景を楽しめる望岳台まで車で行けます。
 登山者に愛される、数ある温泉の中から、登山の素人でも高山の雰囲気を楽しめる、山あいの一軒宿をご紹介しましょう。

 最初は、大雪高原温泉「高原山荘」(上川町層雲峡高原温泉、電話01658-5-3818)です。住所は「層雲峡」となっていますが、層雲峡温泉とは約25キロ離れていて、標高1240mの高所にある一軒宿です。
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高原山荘の外観

 秋の紅葉時期には、シャトルバスが運行され、一般車両の乗り入れが規制されますが、夏季は大丈夫。大雪湖沿いの国道から、細い山道を登ります。

 この温泉宿は、雪に閉ざされてしまうため、6月上旬から10月上旬まで、年に4カ月間しか営業しない、まさに、秘湯です。一周6㎞の高原沼巡りハイキングが人気です。

 本格的な登山になりますが、お花畑がきれいな緑岳(標高2019m)や、白雲岳(標高2229.5m)を経由して黒岳や旭岳方面に向かう縦走もできます。

 ただ、ここはヒグマの生息地です。高原沼巡りをする場合も、「高原山荘」のそばにある「ヒグマ情報センター」で入山の受け付けをし、注意事項の説明を受けてください。服装などは、軽登山程度の装備が望ましく、軽登山靴か長靴を準備していきましょう。
 入山は午前7時から午後1時まで、下山は午後3時までと規制されています。

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高原山荘の側にある「ヒグマ情報センター」

 温泉は白濁する酸性硫化水素泉で、その香りが温泉気分を満足させてくれます。湯は、源泉温度が高いため、2割ほどわき水を加水してかけ流しています。

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男性内風呂

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開放感のある男性露天風呂

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青木和宏
1954年北海道滝川市生まれ。フリーライター兼編集者、報道カメラマン。85年から内戦のアフガニスタンなどを取材。88年から北海道新聞社出版局「道新Today」編集部スタッフ。2003年からフリー。編集プロダクション「オフィスAWO(あを)」代表

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