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海遊びを楽しめる温泉-3 「リフレッシュプラザ温泉998」の2

2008年06月21日

 ここの源泉は、あまりに、濃くて、パイプが1カ月ほどで詰まってしまうのと、温度が60.6℃と高いため、地下水を少し加水し、「スケール除去剤」という薬剤を使っています。そのため、実際に湯船に注がれている湯は、ほぼ、海水なみの濃度になっています。それでも、十分に濃いです。

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リフレッシュプラザ温泉998の露天風呂

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露天風呂の湯船に付着した析出物

 ちなみに、家庭用浴槽(200リットル)に、海水並みの湯をつくるには、7キログラムの塩を投入しなければなりません。大変な量が溶け込んでいることがわかります。

 脱衣場には、源泉と湯船に投入している湯の、両方の成分分析表が、きちんと掲示されています。
少し、残念なのは、源泉には二酸化炭素(炭酸)が、温泉水1キログラム中に412ミリグラムも含まれているのに、42.2ミリグラムまで減少していることです。

 この濃い源泉の由来を考えてみましょう。現海水の影響が強いと、当然、海水と組成が似てきます。海岸に近くても、天然ガスや石油を伴うような化石海水なら、硫酸成分が消え、マグネシウム、カルシウムもかなり減少します。
 リフレッシュプラザ温泉998の場合は、マグネシウムが5分の1に減り、硫酸も半減していますが、ナトリウムは1.5倍に、カルシウムも若干増えています。化石海水とまではいえないものの、地層中で岩石とのイオン交換がかなり行われているとみられますから、現海水の影響を強く受ける古い海水といったところでしょうか。

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青木和宏
1954年北海道滝川市生まれ。フリーライター兼編集者、報道カメラマン。85年から内戦のアフガニスタンなどを取材。88年から北海道新聞社出版局「道新Today」編集部スタッフ。2003年からフリー。編集プロダクション「オフィスAWO(あを)」代表

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