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温泉の長期休業・万字温泉ヘビ事件-1

2007年10月06日

 岩見沢市栗沢町の万字温泉は昨年の4月末から長期休業しています。
 2年前の秋、フルーツと温泉の特集を組もうと、私が考えたのが、栗沢温泉から美流渡(みると)温泉、毛陽(もうよう)温泉のスパ・イン・メープルロッジを経て、リンゴ湯で知られる万字温泉を巡る旅でした。

 当時の取材メモによると、05年9月14日でした。
 万字温泉の玄関に入ると、いきなり
 「ねえ、へびが女湯にいるのよ捕ってくれない」
 「えっ あ~、わたし、へび苦手なんですよ」
 「小さいから大丈夫よ、割りばしくらいだから」
 「いや、そういうことではなくて…」
 これが、おかみさんとの出会いでした。そのとき、顔色が悪く、ずいぶん厚着をされていたので、体調を崩されているのかな、と思いました。その後、間もなく入院されたようです。

 で、ヘビは、湯船の中で動かなくなっていました。浴室にあった、柄の長い虫取り網のようなもので、どうにかすくって、裏山に放り投げました。
 いえ、私ではなく、間もなく現れたお手伝いのおじさんがです。
 私は、ウナギとアナゴとハモの料理以外、長くてにょろにょろしたものは本当にダメなんです。おかみさんごめんなさい

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リンゴ湯が名物だった万字温泉

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万字温泉の女湯。ふだんはリンゴが
ぷかぷか浮いていた

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コメント

万字温泉は炭鉱地の共同浴場にありがちな高い温度の湯でなくて心地良い湯加減でゆったり出来るのが好きでしたが去年行ってみたら閉鎖されていて残念でした。閉館ではなくて長期休業でしたか。再開を願っております。

 万字温泉は売却を考えていて、購入希望者がいるようなのですが、土地が道有地のため、用途が限られ、思うように進んでいないようです。
 ここの温泉は、「大正時代に河原にわいていた鉱泉をわかして、炭坑マンが利用していたのが始まり」といわれています。神経痛やリウマチに効くという評判です。ぜひ、再開してほしいですね。

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青木和宏
1954年北海道滝川市生まれ。フリーライター兼編集者、報道カメラマン。85年から内戦のアフガニスタンなどを取材。88年から北海道新聞社出版局「道新Today」編集部スタッフ。2003年からフリー。編集プロダクション「オフィスAWO(あを)」代表

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