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糠平の温泉民宿山湖荘さんを訪ねる

2007年04月22日

 糠平温泉では、まず温泉民宿山湖荘を訪ねました。同宿は4月26日まで、客室改装のため臨時休業中です。リニューアル中の炉を切った部屋で、宿主の蟹谷吉弘(かにや・よしひろ)さんにお話をうかがいました。
 蟹谷さんは糠平温泉生まれで、山湖荘の三代目です。若い頃は札幌でミュージシャンを目指していたという経歴を持っています。

 山湖荘の浴室はユニークな洞窟風呂です。露天風呂はありませんが、非日常の空間が不思議な満足感をあたえてくれます。こうした演出について、温泉ファンの中に賛否両論があるようですが、私は、山湖荘の洞窟風呂は好きです。

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 話がちょっと横道に逸れますが、「温泉」と名乗るには、温泉法で定められた条件を満たしていなければなりません。それは、以下のいずれかに該当しなければなりません。
 1、温泉源で採取されるときの温度が25℃以上ある。
 2、溶けている成分が温泉水1キログラム中に1グラム以上ある。
 3、別に定めた成分が決められた量以上含まれている。

 温泉水1キログラム中の1グラムというと、家庭用の一般的な浴槽200リットルだと200グラムに相当します。我が家にあった薬用入浴剤の小袋は30グラムですから、温泉並みの成分量にするには、7袋近く投入しなければならないことになります。こう考えると、かなり濃いことがわかります。
 ただ、市販の入浴剤には香料や着色料などが含まれていますから、実際には、7袋も入れた湯には入れたものではありません。

追記
 NAOさん、私の似顔絵、そっくりですか、 実物より若く見えるところが気に入っているんですよ。
 おーたにさん、幌加温泉の「鹿の谷(かのや)」さん、いいですよね。後日、書かせていただきます。

大好きな糠平温泉へ

2007年04月18日

 帯広在住の友人と深夜1時すぎまで飲んだので、17日は、目が覚めたら、午前10時までの朝食バイキングと温泉大浴場には間に合いませんでした。でも、ひさしぶりに8時間近く眠って、二日酔いもなく、気分はすっきりです。
 このホテル(ホテルパコ帯広)はチェックアウトが11時なので、朝寝坊の私にはありがたいです。

 一路、上士幌町の糠平温泉をめざしました。
 糠平温泉には10軒の宿泊施設があります。すべての宿が、独自の自噴する源泉を使用しています。そこで、宿主らが相談して、源泉と浴槽の湯の精密な調査を実施することにしました。結果は予想通り、全施設が、きわめて劣化の少ない良質な湯であることが証明されました。正式には5月22日、道庁で記者会見して発表する予定です。

 糠平温泉の皆さんは、「ぜひ、知事にお会いして、温泉街活性化の取り組みを報告したい」と、道に要請をおこなっているそうです。
 どうか、知事、糠平温泉を応援してあげてください。

 糠平に近づくにしたがって、小雪が舞い始めました。そんな道すがら、十勝らしい黒土の広い畑とカラマツの防風林、シラカバ林などが目につきました。
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中小屋温泉の続き

2007年04月16日

こうすけさんコメントありがとうございます。
そこで、中小屋温泉さんにジェットバス(中小屋温泉では高周波浴槽と呼んでいます)の泉質についてたずねてみました。
女将さんによると、どの浴槽も温度が違うだけで、湯は同じなのだそうです。でも、岩風呂と大浴槽は、岩が水分を吸収するらしく、タイル張りの高周波浴槽の湯と違いがでるらしい、ということです。確かに、大浴槽の湯の流れ落ちる部分は真っ黒く変色していますし、岩風呂には薄い黄土色の析出物が付着しています。

泉質は、成分分析書によると「含食塩・硫化水素泉」ですが、ホウ酸成分が含まれているので、昔から「ホウ酸泉」と呼んでいるのだそうです。正式な泉質名ではありませんが、なんせ、100年を超える歴史があるわけですから、そういう呼び方もありかな、という気がします。
 ただ、詳しい成分分析書が掲示されていないのが残念です。

それで、女将さんの話の続きですが、ここの湯は、ウルシかぶれによく効くのだそうです。「ホウ酸成分が皮膚から、悪いものを排出させるようです」と、おっしゃっていました。
 山菜採りの帰りに立ち寄ると、かぶれが軽くすむらしく、これからの季節は日帰り客が増えるそうです。

 ところで、今夜は帯広に来ています。ビジネスホテルの「ホテルパコ帯広」に宿泊しています。ここには温泉大浴場があり、湯は循環・濾過・殺菌をしているのですが、塩素特有の臭いはほとんどわからないほどです。褐色の湯で、肌がつるつるするモール温泉です。成分分析書による泉質は「アルカリ性単純泉」です。ビジネスホテルで温泉に入れるって、うれしいですよね。

 月曜日は豚丼のお店「ぱんちょう」が休みなのです。残念です。

中小屋温泉に行ってきました

2007年04月12日

 きのう11日、札幌は朝から雪がちらつきました。4月だというのに、まだ夏タイヤへの交換は早いようです。
久しぶりに当別町の中小屋温泉(当別町中小屋、電話0133-27-2011)に行ってきました。ここは、1904年開湯ですから、100年以上の歴史があります。

当別町と月形町の中間あたりにある本中小屋(もとなかごや)地区にあり、車だと、札幌から国道275号で45分くらいです。国道の案内表示に従って左手に入り、JR学園都市線の踏切を越えて突き当たりまで進むと、そこが一軒宿の中小屋温泉です。
 道路や駐車場の雪はすっかりなくなっていますが、路肩や周辺には、真っ白な雪が、かなり残っていました。

 ここの泉質は、掲示されている成分分析表によると旧泉名の「含食塩・硫化水素泉」です。PH8・6のアルカリ性で、透明な湯です。加温と塩素消毒をしているようですが、表示がないのはいただけません。

内風呂は42℃ほどの大浴槽と、ぬるめのジェットバス、サウナと水風呂があります。さらに、ガラス張りの露天風の岩風呂もあります。ジェットバスの湯だけが、ほかの湯と明らかに違い、薄い緑色をしていて、肌がすべすべします。露天風岩風呂も薄い黄土色の析出物が付着していて、大浴槽とは感じが違うんです。
常連だという60代の男性に尋ねてみたら、「おれは、でっかい所にしか入らんから、わからんなあ。おんなじでないの」とか。

で、糠平温泉の話はどうした、と怒られそうですが、まあ、そうあわてず、ぼちぼちまいりましょう

帯広の豚丼

2007年04月04日

4月4日

札幌市内では今月8日投票の、北海道知事、道議会議員、札幌市長、札幌市議会議員という4つの選挙が終盤を迎えようとしています。昨日は、雪やみぞれが舞う中、各陣営の宣伝カーがスピーカーのボリュームをいっぱいに上げて道路を行き交っていました。

数日前から、仕事の関係で市内のビジネスホテルに宿泊しています。そこには、 「活性石温泉」という人工の温泉大浴場があります。宿の説明によると、「天然の麦飯石(厚生労働省認可番号49D第600号)を使用して、お湯を滑らかにし、体の芯(しん)から温める人工温泉」だそうです。循環・濾過・殺菌された湯ですが、確かに肌当たりは滑らかで、よく温まります。

でも、やっぱり、本物の温泉に行きたいよ、などと思いながら、これを書いています。最近は札幌市内にも、天然温泉施設のあるホテルが増えていますね。旭川、帯広、函館にもあります。

ここで話は初回の続きになります。
糠平温泉に向かう道すがら、帯広市内で、豚丼を食べました。JR帯広駅前の「ぱんちょう」という有名なお店です。お肉が丼(どんぶり)からはみだしています。実は、帰りにも寄っちゃいました。大好きなんです。


帯広から糠平温泉に向かう途中は、写真のような風景でした。十勝の冬は雪が少ないのですが、美しい風景にいっぱい出合えます。


プロフィール

プロフィール

青木和宏
1954年北海道滝川市生まれ。フリーライター兼編集者、報道カメラマン。85年から内戦のアフガニスタンなどを取材。88年から北海道新聞社出版局「道新Today」編集部スタッフ。2003年からフリー。編集プロダクション「オフィスAWO(あを)」代表

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